プロテオグリカン配合ダイドーのロコモプロを飲んでみました。
同ジャンルのサプリメントだと、コンドロイチンやグルコサミンが有名ですが、いま盛り上がりを見せているのがプロテオグリカン。1900年代からすでに研究されていたものの、あまりにも高価で市場に普及しなかった成分ですが、新しく安価に抽出できる方法が確立されたことで、製品化が進んでいます。
というわけで、今回はロコモプロのレビューです。
ロコモプロを飲むことになったきっかけと選んだ理由
40代に入って間もない頃、突然膝に激痛が走りました。立っているのがやっと。若かりしときに想像もしなかった出来事です。ひとまず座って痛み止めを飲んだら落ち着いてくれました。
それからです。激痛というほどではないですが、違和感が出る日が増えたのは。
散歩していると気になる、階段の上り下りで気になる、便座に座るときは2段階。
自分に1番ガッカリしたのがウォーキングの時間です。1~2時間歩くのが好きだったのに、30分くらいで軽い痛みを感じるようになったこと。歩くことに自信があっただけにショックでした。
そこで試してみようと思ったのがプロテオグリカンのサプリです。
プロテオグリカンはコラーゲンやヒアルロン酸、コンドロイチンを上回る働きをもつとして研究されています。
- 軟骨成分の保護
- なめらかな関節を維持
- 炎症を抑えて関節痛を緩和
- 軟骨の復元を促す
プロテオグリカンはひざ関節の柔軟性や可動性をサポートする成分
少なくとも、飲んで損はない成分。将来のためにもプロテオグリカン始めました。
ずっと痛みがある状態なら病院へ。原因が分かれば対処法も見つかるはず
プロテオグリカンの詳細は専門サイトで
ロコモプロを選んだ理由はこの3つ
- 有名な企業の商品
- あおもりPGブランド
- 少量サイズ(15日分)があった
特に重視したのは最初の2つ。食品なので、所在が明確で信頼がおける会社を選びました。
「有名じゃない=低品質」ではないですが、安心は大事な要素です。
次が、あおもりPGブランド。
「あおもりPG(プロテオグリカン)」とは、弘前大学が開発した技術で抽出されたプロテオグリカンのこと。安心・安全・高品質が認定された商品の証しです。
昔は1g3,000万円もしたというプロテオグリカン。いま私たちが購入できるのは、弘前大学医学部の故高垣啓一教授が新しい抽出方法を確立したおかげです。そこから産学官(産業・学校・官公庁)の連携で広く生産されるようになりました。その抽出技術を使っているのがあおもりPGブランドです。
ロコモプロはあおもりPGブランド認証商品に登録されています。
プロテオグリカンにも品質があって、あおもりPGブランドは高品質です
あおもりPGの詳細や受賞歴
3番目の少量サイズはなくても気にしませんでしたが、体に合うか、成分による副作用がないか確かめるのにちょうど良かったと思います。
ロコモプロの副作用・成分・プロテオグリカン配合量
ロコモプロは食品(サプリメント)なので、人体への作用は穏やかです。副作用はありません。実際に飲んでいますが、副作用を感じたことはないです。
ただ、アレルギー物質(さけ、鶏肉、ゼラチン)を使用しているので、アレルギーがある人は注意が必要。また、人によっては原材料が体に合わない場合や、胃もたれなどを感じる可能性はあります。初めて飲むときは、胃に負担がかからない食後がおすすめです。
- 原材料名
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鶏軟骨抽出物(ゼラチンを含む)(フランス製造)、デキストリン、イミダゾールジペプチド15%含有チキンエキス末、ヒアルロン酸、プロテオグリカン20%含有サケ鼻軟骨抽出物、赤ショウガエキス末、カツオ由来エラスチン末/結晶セルロース、光沢剤、微粒二酸化ケイ素、ステアリン酸カルシウム
- アレルギー物質
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さけ、鶏肉、ゼラチン
- 栄養成分表示(2粒400mg当たり)
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エネルギー/1.5kcal、たんぱく質/0.18g、脂質/0.006g、炭水化物/10.17g、食塩相当量/0.007g、プロテオグリカン/5mg
- プロテオグリカン配合量
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5mg(2粒中)
プロテオグリカンのサプリは、1日量5mg~10mgが多いです。この量なら継続的に飲んでも過剰摂取の心配がないそうです。
ロコモプロを飲んだ感想
副作用がないと分かっていても、体と相性がいいかは飲んでみないと分かりません。まずは15日分のお試しサイズにしました。
1日2粒が目安。
中高年の飲用が多いからか、粒は小さめです。直径は約7mmでしたが、ダイドードリンコによると約8mmとのこと。クレーム対策で大きめに表記しているのかもしれません。老眼が原因かも。
表面はコーティングしてあるので、飲み込みやすい。水と一緒にスルンと通っていきました。難点をいえば、指で持とうとすると滑って転がってしまうことくらい。
コーティングのおかげか嫌な匂いはありません。口に入れたときに、少し甘い味がして、そのあと生姜の香りが漂います。すぐ飲み込めば感じないほどの淡い香りです。
お試しサイズを飲んだところ、副作用はもちろん、胃もたれや気持ち悪くなることもなかったので、通常サイズを購入しても大丈夫と判断しました。
【成果】2時間のウォーキング復活、便座は1段階でセットアップ完了
現在の状況をお伝えしておきます。
趣味のウォーキングを楽しんでいます。8月から9月は暑くて引きこもりがちですが、あとの季節は気持ちいい。体力的に2時間歩くと疲れますが、以前のように30分で家にUターンはもうありません。季節ごとに違う風を体に浴びるのは気持ちよく、リフレッシュになります。
便座に座るのは1段階に戻りました。途中の中腰休憩はなし。限界が近づいているときももう安心です。
でも。誤解がないように付け足しておくと、若い頃の膝に戻ったわけではないです。以前は運動すると筋肉から疲労と感じましたが、今は先に膝にきます。爆弾はないですが不安はあります。だからいま意識しているのは足の筋肉が衰えないようにすること。日課でも旅行でも歩くことを心がけています。
40代という膝痛層としてはまだ若い時期にロコモプロを飲み始めたのが良かったのかもしれません。あと、ウォーキングが好きなのも良かったと思います。30分で引き返した日は自信喪失しましたが、まだしばらくは歩き続けられそうです。
最後に DHCの「II型コラーゲン+プロテオグリカン」も飲んでみました
お試しサイズの2週間と飲み切った頃、「プロテオグリカンいいなぁ」と感じたので
結果はこの1袋でやめ。安いしプロテオグリカン2倍量だし果てしない期待をもって買いましたが、ロコモプロのような違いを感じられなかったからです。
こう書くとアンチDHCに思われそうですが、
夫婦2人で飲みまくってます。1年に3回まとめ買いしてます。
わたしは野菜粒も飲んでます
ロコモプロより安価で買えるので、自覚症状がなく、将来のための栄養補給として飲むのにはいいかもしれません。累計で6000万個も売れているそうです。(あおもりPGブランドではありません)
ダイドードリンコ2つの疑問
- DaidoじゃなくDyDo?
- ドリンクじゃなくドリンコ?
1.「ダイドー」は、設立母体である「大同薬品工業株式会社」から。Dyはダイナミック(Dynamic)、Doは行う(Do)。ダイナミックにチャレンジしていく企業ということでDyDoに。
2.「ドリンコ」は、ドリンク(Drink)とカンパニー(Company 仲間・会社)を併せた造語。ダイナミックにチャレンジし続ける飲料会社(仲間)という意味が込められている。
弘前大学のプロテオグリカンに関する特許
発明の名称 | 出願番号 公開番号 登録番号 |
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糖鎖改変方法および糖鎖改変装置糖鎖改変方法 | 2008-133815 2009-278907 5470612 |
プロテオグリカンの新規な医薬用途 | 2009-109756 2010-254653 5678397 |
動物の軟骨からプロテオグリカンを調製する方法 | 2015-41401 2016-160226 6501350 |
血管新生阻害剤 | 2015-212047 2017-081851 6562416 |
軟骨再生促進剤、食品組成物および皮膚外用剤 | 2019-069535 2020-162571 |
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