アユーラ入浴剤シリーズの中で、自然で懐かしい香りを楽しめるのが 「蓬香草湯(よもぎこうそうとう)」 。浴室に広がる植物エキスの香り、からだを優しく包み込むトロっとしたお湯。つるんとした肌に整えるスキンケア系入浴剤です。
購入前の口コミチェックでは、「香りの良さ」と「潤い」が高評価でしたが、「香りが弱い」「匂いが続かない」「値段が高い」などマイナスな口コミも気になりました。
そこで今回は、「蓬香草湯」を使った感想をありのままご紹介します。ネガティブな口コミは本当なのかも検証しました。購入に不安のある方も、買う気満々の方も参考にご覧ください。
蓬香草湯(よもぎこうそうとう)とは?
アユーラの入浴剤にはボトルタイプと分包タイプがあり、蓬香草湯は分包タイプです。
メディテーションバスやナイトリートバスと同じくスキンケアラインの入浴剤で、お湯には「とろみ」があり、お風呂上がりは指触りのいいスルッとした潤い肌を実感できます。
蓬を中心に植物エキスを配合。アユーラブランドだけあって、洗練されたアロマチックな香りが特徴的です。蓬香草湯は、気持ちと肌が疲れている時の「癒し風呂」として人気があります。
ブランド25周年を機に、2020年10月には入浴剤をすべてリニューアル。それぞれに特徴があるシリーズに生まれ変わりました。
蓬香草湯は保湿成分が増え、スキンケアを強化。パッケージは柔らかく温もりのあるデザインに一新されてプレゼントにもよく選ばれています。パッケージが地味になったという口コミもありましたが、私の感性だと明るくて優しい感じがするリニューアル後のパッケージの方が好きです。
蓬香草湯の成分
蓬香草湯の全成分
炭酸水素Na, 炭酸Na, セルロースガム, 香料, ヨモギ葉エキス, ハトムギ種子エキス, テンチャエキス, ホホバ種子油, コメヌカ油, グリセリン, デキストリン, 酸化チタン, ケイ酸Ca, カオリン, 水, BG, エタノール, 黄4, 緑201
旧品の成分に「ハトムギ種子エキス」「ホホバ種子油」「コメヌカ油」が追加されて、芳香成分の桜葉はカットになりました
コメヌカ油は肌に浸透しやすいのが特徴で、保湿作用があり、乾燥や肌荒れから肌を守る効果があります。ヨモギ・ハトムギ・テンチャエキスは、保湿成分として化粧品でも人気の成分です。
蓬香草湯のお風呂をレビュー
不満を感じている人の口コミもご紹介しながらレビューします。口コミの調査で参考にしたサイトは「@コスメ(購入者に絞り込み)」「楽天市場
袋を開けると細かく刻まれた生薬の粉。蓬(よもぎ)と香料がうまく調合されたハーバルグリーンの香り。開封直後はかなり強い香りですが、薬湯のようなクセはなく、嫌らしくもありません。
お湯にサーっと落とすと、ハーバルグリーンの香りが浴室全体に広まり、至極のアロマ空間が出来上がります。「このお湯飲んでやろうか」とさえ思うくらい。この時すでに仙人のごとく心は穏やか。鼻が慣れる前に浴室を出入りすれば、何度も感動を味わえます。
でも、こんな声もありました。
気になる口コミ
香りが弱め。入浴中はあまり分からない
これはそのとおりで、お湯に浸かっている時は香りが薄いです。よく言えばほのかで優しい香り。鼻から深く息を吸ってもあまり匂わないです。強い香りが苦手な人にはちょうどいいですが、濃い香りが好きな私はちょっと物足りないです。
浴室の換気や鼻が慣れてしまったからかもしれませんが、心を落ち着かせるためにあえて弱めにしているのかも。でも私はしっかり香りを嗅ぎたい性格なので、空き袋の香りを嗅ぎながら入浴しています。
濃い香りを楽しみたいなら空き袋をそのままに
粉が溶けきってから浴槽に入るのが入浴剤の基本ですが、蓬香草湯の時は粉を混ぜながら入浴しています。その方が香りを長く楽しめるから。少しザラザラするのが欠点ですが。
さらに、空き袋の内側に残った粉の香りを嗅ぎながら入浴しています。ほんの少し残っているだけでも濃くていい香りがするんです。
ちなみに、浴室の空間には香りが残っているので、次の人が浴室に入った時もアロマのいい香りが漂っていますよ。
泡が踊る?不思議な現象
蓬香草湯をお湯に入れた時に面白い現象が起こりました。
白い泡が浴槽全体に広がったと思ったら、中央にシューっと音を立てながら集まってきたんです。文章ではまったく伝わりませんが、まるでお湯が踊っているようでした。たまたまかもしれませんが、初めて見る不思議な現象に、夫婦2人「なにこれ?」って笑いながら見てました。
粉は比較的溶けやすく、浴槽の床に残ったのは少しだけ。
かき混ぜると半透明なミルキーグリーンへ。実際の色と少し違いますが、画像で見ると美味しそうな色。少しとろみがあって肌触りは抜群。
わざとらしくない適度な潤い
液体タイプの保湿入浴剤と比べると、お湯に浸かっている時のぬるぬるした感じはありませんが、お風呂上がりの肌は適度にしっとり。ベタつくような”わざとらしさ”がありません。しっとりサラサラです。
お湯に浸かっている時に、軽く肌をなぞるとさらにしっとり。お風呂から出る時はシャワーで洗い流さず、そのまま出た方がしっとり感が続きます。汗も出て保温効果も問題なし。
私は長風呂タイプではないですが、ややぬるめのお湯に20分くらい入る方がより効果を感じられるはずです。
こんな口コミがありました。
手足の冷えで寝つけないことがなくなった
蓬香草湯は香り・保湿・保温の評判がいい入浴剤。保湿と体温に影響されるのは肌。ということで、美肌を意識する女性向けの入浴剤です。
価格が高くて毎日使えない
蓬香草湯の価格
・1包264円(税込)
・8包1,980円(税込)
気になる口コミ
価格的に毎日は使えない
化粧品ブランドの機能性入浴剤では妥当な価格かもしれませんが、頻繁に使える価格ではないという声は多いです。我が家も週一どころか月一も難しいくらい。その分、”ご褒美風呂”とか”自分を励ます風呂”としての価値があります。本音は週一くらいで入りたいですけど。
送料が高い!単品購入なら店頭で
通販で蓬香草湯1包だけ買うとなると送料は704円。商品代の2倍以上です。1包だけ買いたいなら、直営店またはアインズ&トルペ店頭での購入がおすすめ。 Amazon の場合は、8包入りを通常価格に400円弱プラスで購入できます。
アユーラが運営する楽天市場のオンラインショップ
公式サイトのポイント還元率は1%なので、楽天ポイントを貯めているなら楽天がお得ですよ!
化粧品を使わない人でも、5種類の入浴剤を1個ずつ買えば5,500円を超えます。
アユーラ蓬香草湯のレビューまとめ
蓬香草湯は私もとても気に入りました。でも、今まで使ってきたメディテーションバスの方が好き。1番の理由は価格です。
メディテーションバスは12回分で2,200円(1回当たり184円)、蓬香草湯は8回分で1,980円(1回あたり248円)です。
個包装という特別感と使い勝手の良さは評価できるものの、香りの強さ・濃さ・コスパを考えると、私はメディテーションバス派です。
入浴剤は香り一つで気分が全然違います。濃い香りが好きならメディテーションバス、穏やかな香りが好きなら蓬香草湯が合っています。体が温まってる時間は蓬香草湯の方が少し長く感じたので、冷えが気になる人には蓬香草湯がおすすめです。
蓬香草湯はプレゼント用にもぴったり。パッケージが可愛いし、使いやすくて後処理が楽。メディテーションバスは、1回分の目盛りを見るのが面倒なので、相手に悪いかなとちょっと悩みますね。
最後は蓬香草湯推しになりましたが、香りとコスパを重視するいそぽん夫婦がリピートするのはメディテーションバスです。あくまで私個人の感想なので、できれば両方使い比べてみてくださいね。
1回分が200円未満なら蓬香草湯を選びます
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