今回は、アユーラ入浴剤シリーズで最も体が温まり、持続時間も長い薬用ハーバルホットスパのレビューです。
口コミでは、「ポカポカ感が長く続く」「生薬とアユーラの香りがミックスされて好き」といった感想が多く、なかなかの高評価。その一方で、「香りが好きじゃない」「あまり汗が出なかった」「価格が高い」という気になる口コミもありました。
当記事では、ネットで見つけた気になる口コミを取り入れながら、いそぽん家夫婦がハーバルホットスパを使った感想をありのまま紹介していきます。
使用感は良かったですが、価格がちょっと…
薬用ハーバルホットスパとは?
アユーラの入浴剤にはボトルタイプと分包タイプがあり、薬用ハーバルホットスパは分包タイプです。
アユーラの入浴剤では唯一の医薬部外品で、効能が表記されています。
効能
疲労回復・肩のこり、冷え性、腰痛、神経痛、リウマチ、くじき、うちみ
ハーバルホットスパの効果を体感しやすい人は、体や指先が冷えやすく肌がカサついている人。
アユーラの入浴剤といえば、「香りの良さ」と「保湿効果」が特徴ですが、薬用ハーバルホットスパは「温める」がメイン。保温効果がある生薬(甘草、生姜、唐辛子、よもぎ)を配合し、お風呂上がりの温かさが長く続きます。生薬風呂は代謝を高めるため、汗が出やすく体はスッキリ。アユーラお得意の保湿効果もあります。
薬用ハーバルホットスパ全成分
炭酸水素ナトリウム*, 塩化ナトリウム*,ショウキョウ*, カンゾウ*, トウガラシ末*, ガイヨウ*, デキストリン, 香料, 黄4, 緑201
*は「有効成分」 無表示は「その他の成分」
薬用ハーバルホットスパを使った感想
3種類の分包タイプで、私たちが一番好きだったのが薬用ハーバルホットスパ。生姜香草湯も蓬香草湯もトータルでは好きですが、悪く言うと、無難な仕上がりで香り以外に突き出た特徴がありません。
ハーバルホットスパも攻めの姿勢は抑え気味ですが、アユーラブランドにしては少し尖ったところもあるのが気に入りました。というわけで、 気になる口コミも取り上げながらレビューしていきます。
パックに入った揉み出しタイプ
シリーズ中、ハーバルホットスパだけが揉み出しタイプ。パック内には刻んだ生薬が詰まってます。外袋を開けると、ヨモギやショウガの香りがフワッと広がります。
少しずつお湯の色が緑に染まっていく。目も脳も休まる”安らぎグリーン”のお湯です。
気になる口コミ
パッケージの色とお湯の色が合っていない
唐辛子や汗だくだく系の入浴剤は、オレンジや赤っぽい湯色が多いですが、ハーバルホットスパの発汗作用はそこまで強くありません。
きれいなグリーン。
心の安らぎよりも、汗をドバドバ出したい人、刺激的なお風呂に入りたい人は、爆汗湯の方が楽しめると思います。オレンジの湯色とパチパチ弾ける音、床が滑るくらい”とろみ”のあるお湯、シリーズ化もしていて面白い入浴剤です。
【香り】好みが分かれる生薬混じり
アユーラらしい香りに生薬の香りが混ざり、香りを武器にしているアユーラにしては珍しい匂い。メディテーションバスから始まった私たちには違和感がありました。フルーツのような甘い香りが好きな人には合いません。
気になる口コミ
あまりいい香りじゃなかった
私たち夫婦も感想が割れました。
嫌いじゃないけど生薬っぽいから好んで入りたいとは思わない
私は好きな香り
この香りの虜になる人、ここから自然素材の入浴剤にハマっていく人、慣れることができない人など、さまざま。優しい香りなんですけどね。生薬臭はきつくないので、臭くて入れないような匂いではありません。
目をつぶるとヨモギや生姜の香りに自然を感じ、体から力が抜けてリラックスします。都会の空気と匂いに慣れてしまった人におすすめです。
【刺激】お湯質は柔らかく刺激は感じない
唐辛子成分の刺激が心配でしたが、刺激は全然感じませんでした。化粧品メーカーなので、刺激には敏感ですよね。
肌が弱い私でも大丈夫でした!
効能には書かれていませんが、生薬には保湿作用もあって肌がしっとり。また、成分に無機塩類(炭酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム)を含んでいるので、お湯が少し柔らかくなります。
発汗作用は穏やか。後からじんわり焦らし系
発汗系の入浴剤は、湯船に浸かっている時から汗がドバドバ出るもの。でもハーバルホットスパは、特に体が熱くなったり汗が出たりしません。入浴剤なしの時とあまり変わらず、最初はハズレだと思いました。
気になる口コミ
思っていたより発汗作用がなくて物足りない
ですが、湯船から出て体を洗っていると頭から汗がポタポタと噴出。普通の入浴剤より明らかに汗の量が多い。無意識のうちに体の奥は温まっていたようです。体に負担がかからず芯から温まるのはいいかも。
汗を出そうとお湯の温度を上げると交感神経が高ぶるので、リラックスしたい時はぬるめのお湯に体を預けてしまうのがおすすめ。38℃~40℃くらいのお湯に20分くらい半身浴をすると、老廃物を含んだ濃い汗が出ます。
お風呂上がりの体が軽い!保温効果は長め
お風呂から出ると、体が軽いことに気づきます。筋肉が緩んで1日の疲れが取れた感覚。
他の入浴剤と比べて体が温まっている時間は長め。じんわり程よい温かさが続くので、すぐには湯冷めしません。エアコンの暖房だけで2時間経っても大丈夫でした。普通の入浴剤だと1時間で湯冷めしていたので、体の内側から温まっているのは間違いなし。
注意しないといけないのが、お風呂から出てすぐに布団に入ると汗をかくこと。それ以来、体を落ち着かせてから寝るようにしています。
汗が出やすい温度と時間
ハーバルホットスパを入れる日は、いつもより長く湯舟に浸かっていられるようにしています。42℃のお湯に10分程度の入浴だと、普通の入浴剤より少し多めに汗が出る程度でした。
体が疲れずに汗が出てよく温まったのは、38℃~40℃のお湯+半身浴+20分。温度や時間は個人差がありますが、ぬるめのお湯に心臓より低い水位で長めに入った時が1番調子が良かったです。
価格が高い=高品質の証しと割り切るしかない
1回の入浴で385円。8包入り(2,200円)で1回275円。ブランドイメージを大事にした強気の価格設定。
気になる口コミ
値段が高くて頻繁には使えない
私も使えない。価格は高品質のものだからと割り切った上で月1回使うかどうか。冬以外はシャワー派だし、冬は安い入浴剤もろもろ&メディテーションバス&ナイトリートバスのローテーションなので、心底冷えた時しかハーバルホットスパは使いません。ていうか使えない。
好きな入浴剤ですが、最後は値段に負けました。
ハーバルホットスパのお風呂の感想まとめ
今回は薬用ハーバルホットスパの悪い口コミと、実際に使った感想を紹介しました。この入浴剤の効果を最大限引き出すには、「ぬるめ」「半身浴」「20分」がポイント。温度と時間は個人差ありです。
良かったところ
- 体が芯から温まる(体への負担なし)
- 代謝が上がる
- 汗をたっぷりかける
- 体がスッキリする
お風呂の中でゆっくり呼吸してリラックス。体と心をほぐしたあとは布団の中で気持ちいい眠りへ。
ダメだったところ
- 価格が高い
価格の高さはブランドと品質の証し。と分かっていても無いものは出せません。ある人はお試しあれ!
モノはいいです!
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